ヒアルロン酸は、1gで6リットルの水分を保持できるほどの保水力を持ち、
肌の保湿成分として大変重要な役割を果しています。
ヒアルロン酸が存在するのは、皮膚の真皮と表皮
ヒアルロン酸は、目や皮膚、関節、脳、動脈など体の中の多くの場所に存在しますが、
美容の点で気になるのが皮膚に存在するヒアルロン酸です。
ヒアルロン酸は、皮膚の真皮と表皮に存在します。
真皮には、コラーゲンやエラスチンが主体の弾性線維などが存在し、肌のハリを担っています。
ヒアルロン酸は、真皮においてその間で水分をたっぷり保持する役割を果しています。
これにより肌は潤いを保つことができます。
ヒアルロン酸の役目は保湿以外にも
また表皮においては、水分を蓄えると同時に、血管によって運搬された栄養や酸素を供給し、
老廃物や二酸化炭素を運び出す水路としての役目も果しています。
ヒアルロン酸は加齢と共に減少
そのように重要な役目を果しているヒアルロン酸ですが、
加齢と共に減少します。
通常40代後半から減少していくといわれています。
ヒアルロン酸は毎日体の中で生成されていますが、
同時に壊されてもいます。
加齢に従い、生成のスピードが壊されるのに間に合わなくなり、
減少してしまいます。
ヒアルロン酸は、コラーゲンなどに比べ大変代謝が早い成分です。
ヒアルロン酸の生成を助ける栄養素(ビタミンC、ビタミンE、鉄、等と言われています)を多く摂取するなど
栄養管理に気を配って美肌を保ちたいものです。
